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ELECTRONICOS FANTASTICOS!(エレクトロニコス・ファンタスティコス!)は、アーティストの和田永が中心となり、あらゆる人々を巻き込みながら、役割を終えた電化製品を新たな「電磁楽器」へと蘇生させ、徐々にオーケストラを形づくっていくプロジェクトです。
2015年に始動し、現在は東京・京都・日立・名古屋・秋田の5都市と、インターネット上に世界中の猛者が集えるラボを立ち上げ、参加型アートプロジェクトとして100名近いメンバーとともに鋭意活動中。多様なバックグランドを持つ人々が参画しながら、これまでにブラウン管テレビ・扇風機・換気扇・ビデオカメラ・エコアン・電話機など数々の家電を楽器化してきました。使われなくなった電化製品を蒐集(しゅうしゅう)し、楽器へと改造し、奏法を編み出し、そこから生まれ得る「電磁民族音楽」や「電磁盆踊り」「電磁行列」などなどを夢想しながら、日夜創作活動を続けています。
2023年度にはシビック・クリエイティブ・ベース東京 [CCBT]のアーティスト・フェローとして、新たなる祭りの構想『発電磁行列』を発表。これまでにキックオフミーティング、オープンラボでの創作過程の公開など、さまざまな人々との共創を行っています。
ブラウン管が轟き、扇風機が唸り、ネオンが鳴く。発電機の山車と練り歩く、電磁の祭り。
さあ、騒(ぞめ)こう。
太陽光発電山車初登場!
古来より伝わる日本の伝統的な火・水・風・土の祭りに次いで、現代においてなくてはならない「電」を奉る『発電磁行列』を初決行!
音楽、アート、エンジニアリング、サイエンス、デザインが混ざり合う共創の真っ只中にある総勢約60名・全長約30mの一行が繰り広げる、2024年早春の狂騒!
「生活家電がその役割を終え野生に還る時 それらは電を帯びた妖怪となって歌い出す
祭りのハツ(心臓)となるのは”発”(ハツ)電機の山車 太陽の光からエネルギーを得て動き出す
山車から電気を供給し 古い家電たちが楽器となって蘇る
電磁の荒野を練り歩こう さあ、騒(ぞめ)こう!」
◼️家電改造音楽集団
ELECTRONICOS FANTASTICOS!とは
アーティストの和田永を中心に、さまざまな人々が共創しながら、役割を終えた電化製品を新たな楽器へと蘇生させ、徐々にオーケストラを形づくっていくプロジェクト。 現在、国内5都市と、インターネット上にラボを立ち上げ、参加型アートプロジェクトとして100名近いメンバーとともに創作活動を続ける。これまでにブラウン管テレビ、扇風機、換気扇、ビデオカメラ、エアコン、電話機などの数々の家電を楽器化してきた。 人々の創意工夫によって電化製品が本来持っている機能を積極的に楽器へと読み替え、使い古されたテクノロジーから生まれる「電磁民族音楽」やその祭典を夢想しながら、日々ファンタジーを紡いでいる。
◼️電の変態
和田永
物心ついた頃に、ブラウン管テレビが埋め込まれた巨大な蟹の足の塔がそびえ立っている場所で、音楽の祭典が待っていると確信する。しかしある時、地球にはそんな場所はないと友人に教えられ、自分でつくるしかないと今に至る。学生時代より音楽と美術の領域で活動を開始。年代物のオープンリール式テープレコーダーを演奏する音楽グループ「Open Reel Ensemble」主宰。2015年より「ELECTRONICOS FANTASTICOS!」を始動させて取り組む。その成果により、第68回芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。そんな場所はないと教えてくれた友人に偶然再会、まだそんなことやってるのかと驚嘆される。
https://eiwada.com/
CREATIONS
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